SUN AUDIO SV−300BE 修理記録
同時修理 LUX CL360            平成27年3月25日持込  3月27日完成
A. 修理前の状況
  • 左右共、音出ない。


B. 原因
  • 真空管ソケット不良。


C. 修理状況
  • 真空管ソケット修理。
    電源コードプラグ修理。


D. 使用部品


E. 調整・測定

G. 修理費          25,000円   特別に通常修理。
                             但し、真空管は別途です。

S. SUN AUDIO SV−300BE の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 真空管を取り、前から見る。
A122. 点検中 前から見る。 銘板。
A13. 点検中 前右から見る
A14. 点検中 後から見る
A15. 点検中 後左から見る
A21. 点検中 上から見る
A22. 点検中 真空管ソケット
A31. 点検中 下前から見る
A32. 点検中 下前左から見る
A33. 点検中 下後から見る
A34. 点検中 下後右から見る
A35. 点検中 下から見る
A36. 点検中 付属真空管。 左から6SN7、300B、5U4GT。
A41. 点検中 下蓋を取り、下から見る。
A51. 点検中 部品の半田付けは乗せただけ!
A52. 点検中 部品の半田付けは乗せただけ!
A53. 点検中 部品の半田付けは乗せただけ!
A54. 点検中 部品の半田付けは乗せただけ!
C. 修理状況
C11. 修理中 真空管300Bのソケット。
C12. 修理中 真空管300Bのソケット。
C21. 修理前 電源コードプラグ、 被覆が?けている。
C22. 修理中 電源コードプラグ、 電線もヨレヨレ。
C23. 修理後 電源コードプラグ。
E. 測定・調整
E1. 出力・歪み率測定・調整。真空管シングルAMPでノンNFBではこの位の歪み率は当たり前です
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧6V=4.5W、 14.9%歪み。
             L側SP出力電圧6V=4.5W、 16.9%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧6V=4.5W、 8.3%歪み。
               L側SP出力電圧6V=4.5W、 10.4%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧7V=6.1W、 8.1%歪み。
              L側SP出力電圧7V=6.1W、 9.7%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧7V=6.1W、 8.1%歪み。
              L側SP出力電圧7V=6.1W、 9.6%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧7V=6.1W、 8.9%歪み。
            L側SP出力電圧7V=6.1W、 10.4%歪み。
            「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧7V=6.1W、 9.7%歪み。
              L側SP出力電圧7V=6.1W、 9.8%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧4V=2W、 9.2%歪み。
               L側SP出力電圧5V=3.1W、 9.6%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
S. SUN AUDIO SV−300BE の仕様(マニアル・カタログより) 
使用真空管 6SN7GT x2,300B x2,5U4G x1
出   力 8W + 8W
入力感度 150mV
入力インピーダンス 100kΩ
出力端子 8Ω,16Ω
出力トランスより8Ω/16Ωのリード線が出ておりますが、
シャーシ側スピーカー端子は1組/chの為、
組立時どちらか一方を選択するかたちとなります。
(完成品の場合、通常8Ωでの出荷となります)
周波数特性 15Hz〜30kHz/−3dB
ノイズレベル 1.0mV以下
外形寸法 W360xH210xD270mm (突起部含む)
重量 16kg
備   考 組立てる際必要となるパーツ(配線材、ハンダ、抵抗・コンデンサー等)すべてが付属。
また、トランスや端子類など主要部品はシャーシに実装済のため、
主な作業はハンダ付けとなります。
価格 (全真空管を含む) キット¥238,000(税別)
完成品¥320,000(税別)
回路図
                            sv300be_x
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