三栄無線 PR−100 修理記録
 平成14年6月1日到着  7月11日完成
  1.  修理前の状況
    電源を入れるとヒューズがとんでしまいます。
    三栄無線の当時2万円くらいの安価な自作キット

  2.  原因
    電源トランス短絡

     
  3.  修理状況
    トランス交換
    電解コンデンサーを増量
    12AX7が直流点火
    結合コンデンサーをメタライズドフイルムコンデンサーに変更
    経年劣化による各部ハンダ補正

     
  4.  使用部品
    電源トランス
    整流ダイオード               8個
    電解コンデンサー             6個
    メタライズドフイルムコンデンサー   8個

  5.  修理費   29、000円    通常修理。

1. 高圧整流ブロック、取り付ける前に組み立てる。 12Vも同様に作る
2. 修理後、左上のところがヒーター用DC整流ブロック
3. 出力/歪み率測定・調整
4. 出力測定  1V 歪み率0.09%  MM入力=右下オシロ=1000HZ
  左=黒針=下、右=赤針=上
5. 出力測定  1V 歪み率0.09%  MM入力=右下オシロ=400HZ
  左=黒針=下、右=赤針=上
6. 出力測定  1V 歪み率0.12%  AUX入力=右下オシロ=1000HZ
  左=黒針=下、右=赤針=上
7. 出力測定  1V 歪み率0.12%  AUX入力=右下オシロ=400HZ
  左=黒針=下、右=赤針=上
8. 交換部品
   トランスは焼損でなく、湿度等による1次巻き線の短絡
9. 24時間エージング
                          pr-100-9
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2019 Amp Repair Studio All right reserved.