Audio Innovations Series 500. 2台目
 平成14年1月19日到着 2月11日完成
  1. 修理前の状況
     1990年頃、新品を購入、昨年購入オーディオ店に調整・修理をお願いしましたが、出来ないとの返事。
    その後、だましだまししながら、使っています。
    時々左右のバランスが崩れる(右が小さくなる)
    EL−34=6CA7の接触不良(左チャンネル用?)
    突然、大きな雑音が右チャンネルからでる
  2. 原因
    6CA7、ソケットの劣化、その結果カソ−ド抵抗の判断線
    12AX7の劣化
     
  3. 修理状況
     6CA7ソケット交換、6CA7バイアス抵抗交換
     各種SW、ボリュ−ムの清掃、
     配線手直し、補強、各種止めネジ増す締め
     経年劣化による各部ハンダ補正
     
  4. 使用部品
    オクタルソケット             4個
    抵抗                    4個
  5. 修理費   25000円    通常修理
                       真空管別途

1.6CA7に使用されているソケット、足の周りが焼けこげている。
  足ピンに当たる面積も、タイト製と比較して少ない。
2.焼けた6CA7のカソードバイアス抵抗。
3.出力管6CA7のソケット交換
4.カソードバイアス抵抗RL共交換
5.カソードバイアス抵抗RL共交換、拡大
6.SW/VRの増す締め
7.出力/歪み率測定・調整
8.13V=21W 歪み率2% 400HZ
9.13V=21W 歪み率2% 4000HZ
10.定格実働試験、エ−ジング。
                         inn5002a
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2019 Amp Repair Studio All right reserved.