Altec 256d(#108). 2台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||
同時修理Altec 256d1台目 平成29年10月14日持込 11月10日完成 | ||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 原因
O. 出力トランス点検
P. 電源トランス点検 T. バラック修理後点検測定 F. 見積・点検、バラック修理費 20,000円。 特別にHP製作。 S. Altec 256d の仕様(マニアルより) |
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A. 修理前の状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る。 |
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A12. 点検中 パネルを取り、前から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||
A13. 点検中 メーターパネルを取り、前から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||
A14. 点検中 シャシ内を見る。 純正のカップリングオイル(?)コンデンサーからフイルムコンデンサーに交換。 |
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A15. 点検中 シャシ内をる。 バイアス電源の純正のマロイ電解コンデンサーからニチコンの電解コンデンサーに交換。 |
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A16. 点検中 シャシ内をる。 高圧回路のオイルコンデンサーにニチコン電解コンデンサーが並列挿入。 |
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A17. 点検中 シャシ内をる。 高圧純正のマロイ電解コンデンサーからニチコン電解コンデンサーに交換。 |
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A21. 点検中 後から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||
A22. 点検中 後から見る。 飾りのバイアス電源の純正のマロイ電解コンデンサー。 | ||||||||||||||||||||||||||
A23. 点検中 真空管を抜き、後から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||
A24. 点検中 真空管を抜き、後から見る。 真空管ソケット比較。テフロン絶縁製やタイト製と交換可能。 |
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A25. 点検中 真空管を抜き、後から見る。 真空管ソケット比較。テフロン絶縁製やタイト製と交換可能。 |
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A31. 点検中 上右から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A32. 点検中 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A33. 点検中 上左から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 下右から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||
A42. 点検中 右から見る。電源ケーブル。 | ||||||||||||||||||||||||||
A43. 点検中 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A432. 点検中 下から見る。 出力トランス頭のカバー止めビス、真ん中が初めの止めビス?? | ||||||||||||||||||||||||||
A44. 点検中 下左から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A45. 点検中 左から見る。 入出力コード。 | ||||||||||||||||||||||||||
A51. 点検中 6.3V出力端子に接続されていない。 | ||||||||||||||||||||||||||
A52. 点検中 入力ケーブルの固定ビスが無。 | ||||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 出力真空管 UY−807、予備球から。 | ||||||||||||||||||||||||||
A62. 点検中 中=初段増幅管6SJ7、 ドライバー真空管=6SN7、プロテクト動作真空管=6AL5。 | ||||||||||||||||||||||||||
A63. 点検中 修理後整流管 5R4、予備球から。 | ||||||||||||||||||||||||||
A64. 点検中 定電圧真空管0D3(VR150GT)。 | ||||||||||||||||||||||||||
O. 出力トランス点検。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 1次インピーダンス=4kΩ(P1−B1間+B2−P2間)。 2次インピーダンス=16Ω。 インピーダンス比=4kΩ/16Ω=250、 巻き線比=15.8。 01. 2次16Ω端子にAC8V/1kHzを入力すると、 1次巻線P1−B1間電圧=P2−B2間電圧=126.5V/2=63.2V。 P1−B1間=63.4V、P2−B2間電圧=63.5V |
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02. 2次16Ω端子にAC5V/1kHzを入力すると、 1次巻線P1−B1間電圧=P2−B2間電圧=79V/2=39.5V。 P1−B1間=39.31V、P2−B2間電圧=39.56V |
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03. 2次16Ω端子にAC2V/1kHzを入力すると、 1次巻線P1−B1間電圧=P2−B2間電圧=31.6V/2=15.8V。 P1−B1間=16.31V、P2−B2間電圧=16.38V |
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P. 電源トランス点検。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 可変周波数・電圧電源を使用して、無負荷損を計測する。 真空管は全て抜いたので、トランスの負荷は無。 左マルチメーター=電源電圧、右マルチメーター=ヒーター電圧。 |
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P1. 60Hz/AC100を入力、入力電流=0.6A、無負荷損電力=60W。出力ヒーター電圧=6.19V。 | ||||||||||||||||||||||||||
P2. 60Hz/AC105を入力、入力電流=0.7A、無負荷損電力=73.5W。出力ヒーター電圧=6.49V。 | ||||||||||||||||||||||||||
P3. 55Hz/AC100を入力、入力電流=1.1A、無負荷損電力=110W。出力ヒーター電圧=6.18V。 | ||||||||||||||||||||||||||
P4. 50Hz/AC94.2を入力、入力電流=1.35A、無負荷損電力=126.4W。出力ヒーター電圧=5.83V。 |
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P5. 出力トランス頭のカバー止めビス、真ん中が初めの止めビス?? 巻き替え等をした形跡? | ||||||||||||||||||||||||||
T. バラック修理後点検測定。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 T0. 出力・歪み率測定・調整、 100Vで測定。 「見方」。 中 SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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T1. 1kHz入力、SP出力電圧16.82V=35.36W出力 1.601%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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T2. AC100v安定化電源で無信号時で3.2Aなので、320W消費する。 この時真空管ヒーター電圧は6.00V。 6.3Vの+−10%は「5.67〜6.93V」なので範囲内。 |
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T3. UY−807、5R4GYを予備球に交換後。 出力・歪み率測定・調整、 100Vで測定。 |
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T4. UY−807、5R4GYを予備球に交換後。 1kHz入力、SP出力電圧22.04V=60.72W出力 6.28%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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T5. UY−807、5R4GYを予備球に交換後。 AC100v安定化電源で無信号時で3.5Aなので、350W消費する。 この時真空管ヒーター電圧は5.98V。 6.3Vの+−10%は「5.67〜6.93V」なので範囲内。 |
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E4. 完成 24時間エージング。 右は HMA−9500mkU. 63台目 | ||||||||||||||||||||||||||
S. Altec 256d の仕様(マニアルより) | ||||||||||||||||||||||||||
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256d-216 | ||||||||||||||||||||||||||
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