National PROCEED RJX−4800D 修理記録
2023/11/20到着   完成 
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理を、お願いしたく、メール致しました。
    少年時代に、BCLに 夢中になり当時あこがれのRJX-4800dを、去年の 11月にメルカリで購入しました。
    今年4月に、仕事を退職したのを機に5月に専門業者に、ガリの除去、周波数カウンターの調整、電球をLEDにしてもらい使用しておりました。
    所が10月に100V電源が、入らなくなりましたので、電源の修理を含むオーバーホール修理をお願い致します。
    ラジオを、操作している時、少年時代に戻り大変楽しいです。


B.原因
  • 各部経年劣化
    全体的に感度が悪い、徳に高い周波数。

C. 修理状況
D.使用部品
  • TR(トランジスタ−)     個。
    FET(電解トランジスタ−) 個。
    電解コンデンサー      個。

E. 測定・調整
F.修理費  120,000円  オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. National PROCEED RJX−4800/4800D の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る。
A12. 点検中 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る。
A14. 点検中 後左から見る。
A15. 点検中 上から見る。
A16. 点検中 上蓋を取り、上から見る。 部品交換等修理跡は無。
A17. 点検中 上蓋を取り、上から見る。カウンターからの引き出し線右側2本がズレて入る。 
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 下から見る。
A32. 点検中 下から見る。令和5年5月2日専門業者修理票。
A33. 点検中 下から見る。電池ケースは綺麗。
A41. 点検中 下蓋を取り、下から見る。 再半田や部品交換等修理跡は無。
C.修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 AF基板。
C12. 修理後 AF基板 電解コンデンサー個交換
C13. 修理前 AF基板裏
C14. 修理(半田補正後)後 AF基板裏。 半田を全部やり直す。
C15. 完成AF基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 IF基板
C22. 修理後 IF基板 電解コンデンサー個、TR(トランジスタ−)個交換
C23. 修理前 IF基板裏
C24. 修理(半田補正後)後 IF基板裏。 半田を全部やり直す。
C25. 完成IF基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 RF基板
C32. 修理後 RF基板 電解コンデンサー個、TR(トランジスタ−)個、FET(電界トランジスタ−)交換
C33. 修理前 RF基板裏
C34. 修理(半田補正後)後 RF基板裏。 半田を全部やり直す。
C35. 完成RF基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 カウンター基板
C42. 修理後 カウンター基板 電解コンデンサー3個交換
C43. 修理前 カウンター基板裏
C44. 修理(半田補正後)後 カウンター基板裏。 半田を全部やり直す。
C45. 完成カウンター基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 発振器基板
C52. 修理後 発振器基板
C53. 修理前 発振器基板裏
C54. 修理(半田補正後)後 発振器基板裏。 半田を全部やり直す。
C55. 完成発振器基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理前 電源基板
C62. 修理後 電源基板
C63. 修理前 電源基板裏
C64. 修理(半田補正後)後 電源基板裏。 半田を全部やり直す。
C65. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理中 パネル取る
C72. 修理中 パネル清掃
C81. 修理中 ツマミのノブ分解清掃+グリス塗布
C9. 交換した部品
CA1. 修理前 下から見る
CA2. 修理後 下から見る
CA3. 修理前 上から見る
CA4. 修理後 上から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E11. FMトラッキング調整 76MHZ ANT入力20μVを受信
E12. FMトラッキング調整 90MHZ ANT入力20μVを受信
E13. FM感度測定 ANT入力5μVを受信
E14. FM感度測定 室内1m位のビニール線ANTでNHK FM放送81.2MHZ受信
E15. FM IF帯域測定
E21. MWトラッキング調整 525kHZ ANT入力20μVを受信
E22. MWトラッキング調整 1600kHZ ANT入力20μVを受信
E23. MW感度測定 ANT入力5μVを受信
E24. MW WIDE−IF帯域測定、
E25. MW NARROW−IF帯域測定
E31. SW1トラッキング調整 1.6MHZ ANT入力20μVを受信
E32. SW1トラッキング調整 3MHZ ANT入力20μVを受信
E33. SW1感度測定 ANT入力5μVを受信
E41. SW2トラッキング調整 3MHZ ANT入力20μVを受信
E42. SW2トラッキング調整 7MHZ ANT入力20μVを受信
E43. SW2感度測定 ANT入力5μVを受信
E44. SW2 室内1m位のビニール線ANTで7MHZのハムバンドでSSB受信
E45. SW2 室内1m位のビニール線ANTでラジオNIKKE第1 6.055MHZ 受信
E51. SW3トラッキング調整 7MHZ ANT入力20μVを受信
E52. SW3トラッキング調整 11MHZ ANT入力20μVを受信
E53. SW3感度測定 ANT入力5μVを受信
E61. SW4トラッキング調整 11MHZ ANT入力20μVを受信
E62. SW4トラッキング調整 15MHZ ANT入力20μVを受信
E63. SW4感度測定 ANT入力5μVを受信
E71. SW5トラッキング調整 15MHZ ANT入力20μVを受信
E72. SW5トラッキング調整 19MHZ ANT入力20μVを受信
E73. SW5感度測定 ANT入力5μVを受信
E81. SW6トラッキング調整 19MHZ ANT入力20μVを受信
E82. SW6トラッキング調整 23MHZ ANT入力20μVを受信
E83. SW6感度測定 ANT入力5μVを受信
E91. SW7トラッキング調整 23MHZ ANT入力20μVを受信
E92. SW7トラッキング調整 26MHZ ANT入力20μVを受信
E93. SW7感度測定 ANT入力5μVを受信
EA1. SW8トラッキング調整 26MHZ ANT入力20μVを受信
EA2. SW8トラッキング調整 30MHZ ANT入力20μVを受信
EA1. SW8感度測定 ANT入力5μVを受信
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況.
S. National PROCEED RJX−4800/4800D の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 PROCEED RJX-4800/4800D
受信周波数 FM 76〜90MHz
MW 525〜1605kHz(571〜187m)
SW1 1.6〜3 MHz (187〜100m)
SW2 3〜7MHz(100−42.9m)
SW3 7〜11MHz(42.9〜27.3m)
SW4 11〜15MHz(27.3−20m)
SW5 15〜19MHz(20〜15.8m)
SW6 19〜23MHz(15.8〜13m)
SW7 23〜26MHz(13.6〜11.5m)、4800は23〜27MHz(13〜11.1m)
SW8 26〜30MHz(11.5〜10m)、4800は27〜31MHz(11.1〜9.7m)
受信電波形式 AM, SSB, CW, FM
受信方式 MW/SW1 スーパーヘテロダイン
SW2〜8 ダプルスーパーヘテロダイン
      アップコンバーテッドプリミミックスVFO
FM    スーパーヘテロダイン
中間岡波数 FM 10.7MH
MW、 SW1 & SW2〜8 2nd 45SkHz
SW2〜8 1st 2MH
受信感度 FM    0.7μV[(S十N)/N 6dB 83MHz〕
MV    3μV[(S十N)/N 10dB 1000kHz〕
SW1〜8  0.8μV[(S十N)/N 10dB AM〕
選択度 MW/SW1〜8
   WIDE ±2.5kHZ(6dB)±15kHZ(60dB)
   NARROW±1.7kHZ(6dB)±6kHZ(60dB)
FM35dB(200kHZ)70dB(400kHZ)
第1イメージ妨害比 SW2〜450dB以上 SW5〜8 40dB以上 
イメージ妨害比 MW  40dB(l000kHZ)
SW1  30dB(2.3MHZ)
FM  40dB(83MHZ)
IF妨書比 MW/SW1  40dB以上
SW2〜8   70dB以上
FM      70dB以上
岡液数安定度 SW2〜8 ウォームアップ後 30分当り500HZ以内
周波叙カウンター 5桁表示 0.1kHZ桁四捨五入によるlkHZ去示
実用最大出力 2,2W(EIAJ/DC)
消費電力 10w(交流の場合)
スピ一力ー 10CmPMダイナミックスピーカ (インピーダンス4Ω)
使用半導体 IC 5個、TR(トランジスター)34石、FET(電界効果トランジスター)3石
端子 イヤホン蛸子     4〜8Ω
REC OUT端子     3kΩ
Aux端子        300kΩ
外部アンテナ端子 MW/SW1 75Ω
            SW2〜8 75Ω
            FM   75Ω(不平衡)
外部電源端子   AC IN 100V
            DC IN 12v自動車電源
            (別売ナショナルカーバッテリーアダプタRD-9380を使用)
電源 ナショナルネオハイトップSUM-1(N)8個12V 又はAC 100V(90〜110V)50-60Hz DC12V
キャビネット寸法 449(幅)×179(高さ)×291(奥行)
外径寸法482(幅)×200(高さ)×354(奥行)
重量 9kg(電池共)
付属品 FMアンテナリ−ド線(RSA203Z-M),M型コネクター(RJP97Z),ACコード(RJA47Z-F),アンチナ線(WRLO1000bb)
電池持続時間 130時間(EIAJ規格による標準畤間)ただしナショナルネオハイトッブ乾電池(SUM-1型)使用時
※周波数カウンター動作時は40時間になります。
価格 99,800円キャビカラー ブラック
発売年月 1979/5発売、4800は1977年発売?
RJX-4800とRJX-4800D
相違点
RJX-4800
 短波帯のSW2〜SW8のみデジタル表示可能。
 SW1, MW(AM), FM帯選択時はダイヤル照明は点灯せず、赤色デジタルカウンターも表示しません、周波数の確認はダイヤルにて確認します。
 SW7 23〜27MHz(13〜11.1m)
 SW8 27〜31MHz(11.1〜9.7m)
RJX-4800D
 MW(AM),SW1,FM選択時にもダイヤル照明が点灯し、青色デジタルカウンターにて1KHz直読が可能です。
 SW7 23〜26MHz(13.6〜11.5m)
 SW8 26〜30MHz(11.5〜10m)
別売品 RD-9380(カーバッテりーアダプタ)……標準価格 3,800円
RD-916(BCL垂直アンテナ)…………攜準価格 4,980円
RD-9150(BCL逆L型アンテナ)………標準価略 3,000円
TA-31FM,TA-51FM(FMアンテナ)……標準価格 2,800円
RD-9205(BCLシングルヘッドホン)・・・標準価格 3,900円
RP-012A(ラジオコードW)…………標準価格 300円
RP-020A(ミニミニコード)…………檬準価格 350円
          rjx4800d-f
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2024 Amp Repair Studio All right reserved.