MICROSEIKI SX−777 Air. 3台目修理記録
 同時修理  RP−5070. 4台目     2024/10/7到着  完成 
A. 修理前の状況
  • ターンテーブルが突然浮上しなくなりました。
    素人ながら、本体側、ポンプ側 チェックしてみましたが原因が わかりません。
    40年以上使用してきたので思い入れがあります。
    修理をお願いできないでしょうか?


B. 原因

C. 修理状況

. 下蓋及び本体木部 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー       13個。
    リレー(製造中止で入手難) 1個。
    半固定VR          3個。
    フイルムコンデンサー    2個。
    3Pインレットソケット    1個。
    アース端子         1個。

E. 調整・測定

F. 修理費  ,000円

Y. ユーザー宅の設置状況

S. MICRO SEIKI SX−777 Air の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の点検状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A01. 点検中、モータカバーは取り外してお送り下さい。
A11. 点検中、前から見る。
A12. 点検中、前右から見る。
A13. 点検中、後から見る。
A14. 点検中、電源コードの接続。アース端子が1個無。
A15. 点検中、後左から見る。
A16. 点検中、上から見る。
A17. 点検中、テーブル軸を見る。
A21. 点検中、下前から見る。
A22. 点検中、下前左から見る。
A23. 点検中、下後から見る。
A24. 点検中、下後右から見る。
A25. 点検中、下から見る。
A26. 点検中 下蓋を外し、下から見る。
A31. 点検中、ターンテーブル。
A32. 点検中、ターンテーブル反対側。
A33. 点検中、ターンテーブル裏。
A34. 点検中、ターンテーブル裏反対側。
A35. 点検中、ターンテーブル裏サビ。
A35. 点検中、ターンテーブル軸穴。
A36. 点検中、ターンテーブル軸穴反対側。
C. 修理状況 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 制御基板
C12 .修理後 制御基板、 半固定VR2個、電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー1個交換
C13. 修理前 制御基板裏
C14. 修理(半田補正)後 制御基板裏。 半田を全部やり直す。 セラミックコンデンサー1個追加。
C15. 完成制御基板基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 電源・33/45切替基板
C212. 修理中 電源・33/45切替基板修理後 電源基板。 トルエン溶媒の接着剤。
C213. 修理後 電源・33/45切替基板修理後 電源基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コート液を塗布後。
C22. 修理後 電源・33/45切替基板。 IC2個、半固定VR1個、電解コンデンサー6個、リレー1個交換
C23. 修理前 電源・33/45切替基板裏
C24. 修理(半田補正)後 電源・33/45切替基板裏。 半田を全部やり直す。 セラミックコンデンサー2個追加。
C25. 完成電源・33/45切替基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C31. 修理前 ストロボ基板
C32. 修理後 ストロボ基板 IC1個、電解コンデンサー1個交換
C33. 修理前 ストロボ基板裏
C34. 修理(半田補正)後 ストロボ基板裏。 半田を全部やり直す。セラミックコンデンサー1個追加。
C35. 完成ストロボ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C36. 修理中 ストロボ表示器取出 固定ビスにサビが発生。
C37. 修理中 ストロボ表示器取出、分解。 固定ビスにサビが発生。
C38. 修理中 ストロボ表示器取出、分解。 固定ビスを塗装する。
C39. 修理中 LED表示基板裏。
C39. 修理(半田補正)後 LED表示基板裏。 半田を全部やり直す。
C3A. 完成LED表示基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C41. 修理前 フューズ基板
C42. 修理前 フューズ基板裏
C43. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏。 半田を全部やり直す。
C44. 完成フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 修理中 モーター取出。
C52. 修理中 ラック歯車グリスが変色。
C53. 修理後 モーター移動用ラック歯車。 固着した古いグリスを撤去。
C54. 修理後 ラック歯車グリス交換。
C61. 修理中 モーター回転子。
C62. 修理中 モーター回転子軸。
C63. 修理中 モーター回転子軸、拡大。 縦横比変更してあります。キズが目立ちます。
C71. 修理中 モーター固定子巻き線。
C72. 修理中 モーター固定子上側軸受け。
C73. 修理中 モーター固定子上側軸受け、反対側。
C74. 修理中 モーター固定子下側軸受け。
C75. 修理中 モーター固定子下側軸受け、反対側。
C81. 修理前 モーターFGコイル。
C82. 修理中 モーター下側軸受け。油分が無く、軸が削っている!
C83. 修理後 モーターFGコイル、コート液で固定する。
C91. 修理中 モーター回転子上から見る。
C92. 修理後 モーター回転子上から見る。 CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
C93. 修理後 モーター回転子上から見る、反対側。
C94. 修理後 モーター回転子上から見る、反対側。 CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
C95. 修理中 モーター固定子下から見る。
C96. 修理後 モーター回転子下から見る。 CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
C97. 修理後 モーター回転子下から見る、反対側
C98. 修理後 モーター回転子下から見る、反対側。 CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
CA1. 修理中 表示部及び 33/45切り換SW基板。
CA2. 修理前 表示部及び 33/45切り換SW基板裏。
CA3. 修理(半田補正)後 表示部及び 33/45切り換SW基板裏。
CA4. 完成表示部及び 33/45切り換SW基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CB1. 修理前 速度調整VR。
CB2. 修理後  速度調整VR。 ガリ軽減・防止の結線。
CC1. 修理前 電源ソケット。 アース端子が1個折れている。
CC2. 修理中 電源ソケット裏側、取り付け板が錆びている。
CC3. 修理後 電源ソケット裏側、取り付け板。 軽く錆止め塗装。
CC4. 修理中 電源ソケット表。
CC5. 修理後 電源ソケット表。 軽く塗装。
CC6. 修理(交換)後 電源ソケット、アース端子交換。
CC7. 修理後 電源ソケット交換。 裏側配線、アースはしっかり取る。
CD1. 修理中 タンテーブル軸を取り出し。分解、清掃、給油。
CE1. 点検の為、取外した架台。 サビが見えるのでCRCを塗布。ホースは堅く劣化の為交換。
CE2. 点検の為、取外した架台。 ホースは交換し、端子接続は熱収縮チューブを巻く。
CF1. 交換部品
CF2. 交換部品 リレー。 左=付いていた物、右=交換した後発の密閉型。
CG1. 修理前  上から見る
CG2. 修理後  上から見る
CG3. 修理前  下から見る
CG4. 修理後  下から見る
CG5. 完成下から見る。
W. 下蓋及び本体木部 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
W1. 修理前  モーター、基板、アーム架台を取り本体上から。
W2. 修理中  本体上から。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W3. 修理後 本体上から。 更にペンキを塗る。
W4. 修理後 本体上から。 組み付けの為養生する。
W11. 修理前 アーム取り付け穴。
W12. 修理中 アーム取り付け穴。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W13. 修理後 アーム取り付け穴。 更にペンキを塗る。
W14. 修理後 アーム取り付け穴、反対側。
W15. 修理中 アーム取り付け穴、反対側。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W16. 修理後 アーム取り付け穴、反対側。 更にペンキを塗る。
W21. 修理前 操作部取付穴。
W22. 修理中 操作部取付穴。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W23. 修理後 操作部取付穴。 更にペンキを塗る。
W24. 修理前 操作部取付穴、反対側。
W25. 修理中 操作部取付穴、反対側。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W26. 修理後 操作部取付穴、反対側。 更にペンキを塗る。
W31. 修理前 本体木枠下前左。
W32. 修理中 本体木枠下前左。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。 
W33. 修理後 本体木枠下前左。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W34. 修理前 本体木枠下後右。 
W35. 修理中 本体木枠下後右。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。 
W36. 修理後 本体木枠下後右。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W41. 修理前 本体木枠下前。 
W42. 修理中 本体木枠下前。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W43. 修理後 本体木枠下前。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W44. 修理前 本体木枠下後
W45. 修理中 本体木枠下後。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W46. 修理後 本体木枠下後。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W51. 修理前 電源ソケット、端子板取付け穴。
W52. 修理中 電源ソケット、端子板取付け穴。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W53. 修理後 電源ソケット、端子板取付け穴。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W54. 修理前 電源ソケット、端子板取付け穴、反対側。
W55. 修理中 電源ソケット、端子板取付け穴、反対側。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W56. 修理後 電源ソケット、端子板取付け穴、反対側。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W61. 修理前 底板。
W62. 修理中 底板。 足を取る。
W63. 修理中 底板、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
W64. 修理後 足とトランスカバー取り付けて完成。
W71. 修理前 底板裏。
M72. 修理中 底板裏 トランスカバーが押され、止ビスが浮き上がっている。
W73. 修理中 下蓋のトランスカバー取り付穴。割れが大きいので接着剤で固定する。
W74. 修理中 下蓋のトランスカバー取り付穴、反対側。割れが大きいので接着剤で固定する。
W75. 修理前 下蓋のトランスカバー取り付穴。
W76. 修理中 下蓋のトランスカバー取り付穴。ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W77. 修理後 下蓋のトランスカバー取り付穴。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W78. 修理前 下蓋のトランスカバー取り付穴、反対側。
W79. 修理中 下蓋のトランスカバー取り付穴、反対側。ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W7A. 修理後 下蓋のトランスカバー取り付穴、反対側。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W81. 修理前 トランスカバーを取り、下蓋裏。トランスカバー部分は1回ボンドを染みまた。
W82. 修理前 下蓋裏。 ボンドを染みませる。
W83. 修理後 下蓋裏。 ボンド乾燥後さらにペンキを塗る。
W84. 完成 下蓋裏。 足とトランスカバー取り付けて完成。
W91. 修理前 下蓋裏前右。 写真紛失で代替え写真。
W92. 修理中 下蓋裏前右、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W93. 完成 下蓋裏。 さらにペンキを塗る。
W94. 修理前 下蓋裏後左。 写真紛失で代替え写真。
W95. 修理中 下蓋裏後左、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W96. 完成 下蓋裏。 乾燥後さらにペンキを塗る。
WA1. 修理前 下蓋のアーム取り付穴。
WA2. 修理中 下蓋のアーム取り付穴。ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
WA3. 修理後 下蓋のアーム取り付穴。 乾燥後さらにペンキを塗る。
WA4. 修理前 下蓋のアーム取り付穴反対側。
WA5. 修理中 下蓋のアーム取り付穴、反対側。ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
WA6. 修理後 下蓋のアーム取り付穴反対側。 乾燥後さらにペンキを塗る。
WA7. 修理中 天日乾燥する。 左はBL−111. 14台目
WA8. 修理(乾燥)中。 ベランダで反りに注意し乾燥する。左からSX−777Air.2台目、 BL−111.14台目SX−111FV. 9台目
WB1. 修理中 取り付けビス類。
WB2. 修理後 取り付けビス類。ペイントする。
WC1. 修理中 清掃後、ゴム足4個のゴムを固定する。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. ストロボで測定。「33回転」
E2. 内蔵ストロボで測定。「33回転」。速度調整VR真ん中。
E3. ストロボで測定。「45回転」
E4. 内蔵ストロボで測定。「45回転」。速度調整VR真ん中。
E3.  エージング中。
Y1. ユーザー宅へ設置。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況。全体。
S. MICRO SEIKI SX−777 Air の仕様(マニアル・カタログより) 
型名 SX-777FV. F=Float、V=Vacuum
モーター 8極24スロットDCブラシレスFGサーボモーター
定格回転数 331/3,45rpm
ターンテーブル 砲金製,重量13kg
慣性モーメント 2トン・cm2
回転数調整範囲 ±6%
電源 AC100V(50/60Hz)
消費電力 13.5W
外形寸法 555W×440D×250Hmm
総重量 46kg
付属品 エアーポンプRP-5070(重量5kg)
アームマウントベースA-1200シリーズ1個
価格 ¥638,000 (1984年発売)
                        sx777air3-
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